アフガンに国家分裂の危機 って騒いでるけどね




2014年6月14日付の全国紙に アフガキスタン 国家分裂の危機

と国際面の大見出しが躍る

クルド地域政府が大油田キルクークを支配下に治めクルド人の独立の機運が高まりそうだ

とする報道だが・・



もともとアフガン地域は

国家ではなく多民族が雑居している地域が地勢学的に要衝の地であったため イギリスとの交渉で国家の体裁になった というだけ

いつバラバラに民族単位で分裂しても 当事者たちはなんら困らない てか もともとかれらには国家を形成している という意識などないのではないか


地政学上は、東西・南北交通の要衝で古くはアレキサンダー大王のアフガン攻略から始まり
16世紀初頭からは隣接のサファヴィー朝ペルシャ、ムガル朝インド、オスマン=トルコの勢力争いに巻き込まれた

19世紀は、ロシアの南下を抑えるために 虎の子の植民地インドを守りたいイギリスが介入

20世紀後半は、ロシア(ソ連)が、イスラム国家への牽制と共産主義のイデオロギーを持ち込もうとしてうまくいかず軍事侵攻

その後アメリカが反米イスラム原理主義勢力タリバーン攻略のためアフガンに侵攻

とさまざまな大国の利権争い、軍事的外圧で常に受け身での国家戦略を迫られた歴史を持つ




たまたま 政治経済の要衝にこのような多民族が割拠していたこと さらにそこに豊富な地下資源が20世紀はじめから見つかったことがさらに周囲の大国の干渉を激しいものにした 

鉄、銅、石油、エメラルドなど1兆ドル(約90兆円)規模の鉱物資源が眠っているとの2010年アメリカ国防総省の発表もある



もともとモザイクのような民族構成

パシュトゥーン人、タジク人、ハザーラ人、ウズベク人、トルクメン人などの多民族で構成されるのがアフガキスタン

遊牧民族の集合体であり国家意識や国民という概念も持たず

古今東西の大国と丸腰で口先三寸だけでいかに渡り合えるか を代々考え行動するようになった民族性と救いようのない、民度の低さ が今日のアフガニスタンの『国民性』を形造った とジョニーは考える

だから国家間の約束はあてにならず 賄賂が横行 はいまも近代化の妨げになっている

世界中のイギリス植民地のうちで 最後までイギリスの支配に抵抗し手こずらせたのがアフガンだったのもうなずける



国家や国民の自覚や認識のない、多民族集合体のトップに、国家として政府、議会、国民主権や基本的人権などを確立するよう説いたところで馬の耳に念仏 ってわけだ










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