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レーシック近視手術で感染症、患者にも責任あり

都心のレーシック手術専門クリニックが 一昨日、東京都品川区から業務休止の指導を受けた


術後患者67人が角膜感染症を発症、そのうち2人が入院中とのこと


2年以上前からネットの掲示板などでこの眼科でレーシック手術を受けた患者によるクレームの書き込みが殺到、社会問題になっていた


わたしが、この眼科での手術で疑問に思ったこと


① マイクロケラトームを使い回し していたこと

保健所は 手術機器の滅菌が不十分 で角膜感染症を起こした と指摘しているが

本来 レーシック手術で滅菌するのは スパーテル(極小の平たいヘラ)とマイクロ鑷子(極細のピンセット)だけ

マイクロケラトームという、角膜の上皮を薄く切って マンホールの蓋のような切片をつくる刃物は ディスポ(使い捨て)のはず

この刃物を消毒して、使い回していた としたら切れ味が 悪くなり 手術の精度はかなり落ちる


②手術機器の消毒をオートクレープで実施していること

消毒はガス滅菌が原則


水蒸気の高圧滅菌のオートクレープを使用していると、クレープが老朽化すると、死滅しない真菌やウイルスが出てくる


③ この眼科の 院長は「不正乱視」を理解していない

術後に裸眼視力が出ない患者への、院長の説明が「もともと不正乱視だったから」

不正乱視とは レンズで乱視を完全矯正しても視力がアップしない乱視のこと

術前検査で不正乱視と判明した時点で、レーシック手術は不適応

おそらく普通の乱視の患者を、よく切れないマイクロケラトームで削って、院長は術後の「不正乱視」を作ってしまったのではないか


④患者も レーシック手術について不勉強

掲示板への書き込みには30代の患者のものが相当多い

35歳以降でレーシック手術を受けると 5年くらいで老眼になる

やっと遠くを見るのに眼鏡なしになったと思ったら すぐにメールや新聞を読むのに老眼鏡が手放せなくなる

院長は術後の老眼のことをきちんと患者に説明していないのだろう

しかし、術後の老眼くらいは素人も学習して知っておいてほしい


⑤あまりに手術費用が安いのに患者が何ら疑問に思わないこと

バードストライクで両エンジン停止の旅客機をハドソン川に不時着させた機長が先週、アメリカ議会で演説

「わたしの給料は5年前より4割も減少した、このことで多くの優秀なパイロットが民間航空会社を退職した   安全はお金を節減しては得られない」
と述べた


安全はお金を出して買うものだ



この眼科の手術費用は平日なら 両眼で9万8千円


この金額で きちんとしたレーシック手術が受けられると判断した患者にも非はある

ある美容外科で両眼1万円の 埋没法二重手術を受けた女の子を、別のクリニックで診たことがある

なんと、ナイロン糸の結び目が 両側とも まぶたの上に露出していた

こんなことにならないよう 患者も常に情報を集めて学習し 術前に医師に 疑問に思ったことを質問しないと


それから、この眼科でのレーシック手術に失敗した患者が 角膜移植を受けたい など好き勝手を並べているが・・・


角膜移植を受けるレシピアントも 角膜の提供者ドナーも 大変な覚悟で臨んでいる

生前の尊い遺志でアイ・バンクに登録して提供された角膜を、こんな 非常識でわがままな人に移植したら提供者も うかばれまい


こんな人には こんなレーシックがお似合いなんだだろう


申し訳ない物言いだが、自業自得だ
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